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8575(旧:天秤)のブログです。
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我慢強く、粘り強く耐えることだったり
むごいこと辛いことに耐えること

という意味合いが出てくるんですが
今回読んだ『忍びの国』に登場する人々はそれとは別であり、
字の意味に沿った人物は
ほんの一握りの存在であるように描写されていたように感じました



和田竜『忍びの国』を読みました
今回は一冊なのでさらっと!行きたいところですが
また長くなるとなんなので、追記へ行こうと思います。


織田信雄という人を見て
信長の息子である、というとこには行きついても
どんな人物であるか、どのようなことをした人か、ということは
なかなかわからないものかな、と思います
事実こんなこと書いている私も
信雄は次男坊であり、幼少時には随分な名前をつけられていたこと
また父親が知るとおりの人物であるのですが
あまり優秀な方でなかった、ということくらいしか知りません

そんな私の信雄観にどーんと強烈に良い印象を植え付けた
今回のこの作品です
後半の合戦シーンの信雄の一挙一動に注目していただきたい
采を振る信雄の姿を是非頭の中で思い描いてもらいたい
そして何かこう込み上げてくればこっちとしても嬉しい限りです
ただ、信雄のような人間が受け付けないタイプの人もいるかと思いますので
ぞくっとこなければ、他にも素敵な人物はたくさん出ているので
そちらで楽しんでもらいたいです

歴史ものの醍醐味は、勝手に思うところですが
合戦のシーンのみに限らず、高揚(興奮)と怒りと楽しみを感じるところにあると思っています
ただ、これは一気に読む場合が特に良いです
これで気分が高まっている最中に何かによって中断されると
それまでの気分が一気に現実に戻り、恥ずかしさに襲われる可能性が高いので
できれば、一気にいきたいものです
そうして一度目は勢いで楽しみ、
二度目は冷静にこまごまとしたところや難しい資料内容を読むことを楽しみ
最終的にはどの辺に合戦のシーンがある、だとか
このあたりはあのシーンだ、とかぱぱっと開けると便利です
読みたいところがすぐにみつかる、っていうのはどの本でもできるようにしたいなぁ、と
ただ、全て覚えるわけにもいかないので、
付箋とかね、いろいろ手を尽くすんですが、なんせ人に貸す時が面倒です^^;

いかに楽しんだかが、このめちゃくちゃな文章で伝わったか不安ですが
めちゃくちゃであるということは、それだけ今も思い出すと興奮状態になるということです
ようするに、もう少し期間を置かないと資料やこまごまとした部分は楽しめません

伊賀、忍者、かっこいい!
だけでは済まないんですよね
ちなみに、忍者、服部半蔵に行く場合もあるかと思われますが
残念ながら彼は出てきません
名前がちょろっと出てきたかな?って感じです
そこのところもなぜか調べて見るのがとっかかりであり、面白いところだと思うのでぜひ
歴史資料だけではわからない部分を楽しむひとつの手として
やっぱりこういうものは必要だなぁ、好きだなぁ、と心から思います

やっぱり短くはならなかった……^^;

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